世界遺産の島『宮島』に渡るための2つのフェリー会社のご紹介
こんにちは☀︎広島駅前ゲストハウスakicafe innのスタッフ久野です。
先日広島駅前ゲストハウスakicafe innから宮島へ行くための3つの方法をご紹介させていただきましたが、原爆ドーム近くから出発する「ひろしま世界遺産航路」以外のJRや市電で宮島まで行かれる場合は、いずれの方法でも宮島口からフェリーに乗り換えなければなりません。
そこで今回は宮島に渡るための2つのフェリー会社、「JR西日本宮島フェリー」と「宮島松大汽船」の特徴についてご紹介をさせていただきます。
世界遺産の島『宮島』に渡るためのフェリー会社その1
JR西日本宮島フェリーの特徴
JR西日本宮島フェリーの最大の特徴は、海の中に立つ厳島神社の大鳥居の間近を通って宮島に向かう航路があることです。
海上からの写真をぜひ撮影したいという方は、船の侵攻方向に対して右側に席を確保するようにされてください。暖かい気候の時期であれば、2階の屋外ベンチや3階の展望デッキで海風にあたりながら、宮島まで行くのがメチャクチャ気持ちイイのでオススメですよ!
JR西日本宮島フェリーのもう一つの大きな特徴は、宮島松大汽船にはない宮島口発の早朝6時台と夜間22時台の便があるということです。人が少ない朝早くから宮島に行かれて、厳島神社など宮島の見どころをたっぷり堪能されたり、ほかの広島の観光地まで見て回られたい方は、JR西日本宮島フェリーで宮島に行かれることをお勧めします。
JR西日本宮島フェリーの通常時の時刻表は以下をご覧ください。
世界遺産の島『宮島』に渡るためのフェリー会社その2
宮島松大汽船の特徴
宮島松大汽船の最大の特徴は、市電や宮島のロープウェイを運営している広島電鉄のグループ会社であるため、1日乗車乗船券を大人は900円・こどもは450円で購入でき、大人の場合は通常の市電とフェリーの往復料金と変わりませんがこどもは10円安くなります。
しかも市電もフェリーも乗り放題となるので、広島市内から宮島までの観光名所を1日で回られるご予定がある場合は、断然1日乗車乗船券をご購入されることをお勧めします。
さらに宮島に行った際にロープウェイに乗られる予定がある場合は、1日乗車乗船券を宮島ロープウエー紅葉谷駅きっぷ売場でご提示されると、大人往復料金が通常1,840円のところ1,350円で490円のお得!子供の往復料金が通常920円のところ700円で220円お得になります!!(2020年4月現在)
宮島松大汽船の通常時の時刻表は以下をご覧ください。
宮島まで自動車やバイク、自転車で渡る場合の運賃
いずれの乗り物もJR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船ともに金額は同じ
自家用車はもちろん、レンタカーを借りたりレンタサイクルで宮島に行きたいという方もいらっしゃると思うので、車などを乗船させる場合の料金も記載をしておきます。
◎自動車航送運賃(片道)
・3m未満:790円
・3m~4m未満:1,210円
・4m~5m未満:1,690円
・5m~6m未満:2,210円
※運転者の運賃も含まれます
◎自転車航送運賃(片道)
100円
◎バイク航送運賃(片道)
・125cc以下のもの:190円
・125ccを超え750cc以下:290円
・750ccを超えるもの:380円
※自転車バイク共に運転者の運賃は含まれません
宮島までのフェリーで使える交通系ICカードの種類
JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船ともに使える交通系ICカードは同じ
JR西日本宮島フェリーと宮島松大汽船ともに以下の交通系ICカードをご利用いただけます。
・PASPY
・ICOCA
・Kitaca
・PASUMO
・Suica
・manaca
・TOICA
・PiTaPa
・はやかけん
・nimoca
・SUGOCA
PASPYのマークがついた市電やバス、タクシーやフェリーにロープウェイまで乗ることができて、最大10%の割引や乗り継ぎ割引が効いて小銭を出す煩わしさがなくなるので、広島に複数来られたり、いろんな乗り物に乗って移動されたい方はPASPYを持たれることをお勧めします!
古くから多くの偉人・著名人が訪れた世界遺産の島『宮島』。せっかく広島に来られたからには、ぜひ一度は訪れていただきたいスポットですので、ご自身の旅程やご予算などに合わせて、宮島に渡るフェリー会社を選ばれてください。